ハイライト

日々のハイライトです

「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show」


篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show」
場所: Gallery AaMo

 

篠山紀信展に行ってきました。

 

写真に関してはインスタすらやってない(辞めた)門外漢ですが、NEWS ZEROで今回の展覧会が紹介されていて興味を持ったため足を運びました。

感想忘れないようにブログ書きます!

 

f:id:poshchav:20191023140737j:image

 

唯一撮影可能な写真です。ジョン・レノンオノ・ヨーコのこの写真はあまりにも有名ですよね。

ここでチケットをもぎりました。

 

最初のエリアはGOD。鬼籍に入られた方々の写真です。

入ってまず目の前にいるのは超特大に引き伸ばされた寅さん(渥美清)…!

きんさんぎんさん(超特大)はかわいいし生活感がありました。

一番印象に残ってるのは三島由紀夫。白黒写真だけど鬼気迫るかんじがビシバシ伝わるし胸毛もさもさだし矢も刺さってるし、やっぱり割腹自殺するだけあるわって思いました。

あとは普通サイズが数点。樹木希林から田中角栄まで様々。

 

次はSTAR。その時代を彩った有名人の写真がたくさんあるところです。ここに有働さんの写真があるからNEWS ZEROで紹介されたんですね。

神7がいた頃のAKB48の写真が超特大サイズでありました。懐かしさが込み上げてきます。

篠山氏は被写体が一番本人らしい姿を写真に撮るようにしてる(うろ覚え)んですが、それを念頭に入れて写真を見てみると「なるほど!こういう構図で来たか〜!」と思う写真がいっぱいでした。

羽生結弦は制服姿で笑いながら走る姿。千原ジュニアは双子の力士の浮世絵に挟まれてジャンプする姿。YMOはきっちり3人揃って階段に並ぶ姿。ダライ・ラマがいたのは想定外だったけど(笑)、とにかく面白かった。

 

続いてSPECTACLE。娯楽のエリアといえばいいんでしょうか。

ちょっと入ったら等身大サイズの草間弥生さんがドンといてちょっとびっくりしたけど、もうちょっと入ったら超特大の豊島園プールの写真があってかなりびっくりしました。人間ってこんなに集まるんだね。見ろ!人がゴミのようだ!ってかんじ。

反対側は歌舞伎役者の方々が演技してる最中の顔がズラリ。みんな白塗りに隈取りでぶっちゃけ誰が誰だかわからない(笑)でも迫真の演技!ってのはわかる(笑)

向こう正面の写真や舞台から見た写真などもあって歌舞伎を身近に感じました。あと後藤久美子さんの楽しそうな写真も。写真集『少女夢』でしたっけ(ググった)。

 

そのあとはBODY。名前の通りです。

『Kaleidoscope』ってタイトルの、女体に蛍光塗料で絵と文章を映してる写真が官能的でした。あれって横尾忠則さんとのコラボなんですね(ググった)。高野山とか書いてあったけどなんの文章なんだろう。

他にも裸体がいっぱい!そういや宮沢りえのヌード写真集はこの人が撮ったんでしたっけ。途中の「The Birth」って写真は裸体がパーツみたいに配置されてて面白い構図だなと思った。

そして裸体といえば大相撲。力士親方行司その他勢揃いで国技館にいる写真は壮観だった!その側に貴乃花朝青龍白鵬の斜め顔の写真が並んでたんですが、3人の人間性がよくわかる3枚でした。

相撲すごいと思ったらもっとすごいのあった。タイトルは「刺青の男たち」。倶利伽羅紋紋の男どもが褌姿で何十人も!若い人はまだ肌に余白があるけど偉い(っぽい)人は全身余すところなく頭皮や乳首にすら刺青入れてて全身タイツみたいになってた。こんなの流石に怖いわと思いつつ、でもここまで彫れる刺青の技術をすごいと思ったし、絶えてしまったらもったいないと思った。悩みどころだ。でもわたしはこの写真で刺青に対する印象が少し好転した。

 

最後はACCIDENTS東日本大震災の被災者の写真が並べてあります。全部正面を向いた白黒写真。背景はぼやけてる。背景になにを想像するか、が問われてる気がしました。篠山氏は、東日本大震災を伝えるときでも、風景じゃなくて人を中心に撮るのかな?

 

以上で展示はおしまいです。最後に今回の展覧会に向けた言葉みたいなものがありました。

外に出たら物販と篠山紀信の歴史を振り返るパネルがあって、篠山紀信について詳しくなった気になれました。にわかどころかほぼ無知の状態で行ったのに。

物販は写真集2冊と本が売ってたんですが、やっぱり今回の写真集買えばよかったかな〜。とちょっと後悔しています。

 

感想おしまいです〜

 

まとめ

・展覧会もっと行きたい!

・アクティブな人間になりたい!

・インプット増やしたい!

・写真って面白い!

・カメラはじめたい!(影響されやすいタイプ)

Our Secret Spot - the HIATUS

 

the HIATUS

6th Album 「Our Secret Spot」

ユニバーサルミュージック

 

1. Hunger

2. Servant

3. Regrets

4. Time Is Running Out

5. Chemicals

6.Silence

7. Back On the Ground

8. Firefly / Life in Technicolor

9. Get Into Action

10. Moonlight

 

Our Secret Spot

Our Secret Spot

 

 

 

the HIATUS 10周年 おめでとう!!!!!

 

the HIATUS - 10th Anniversary Website

 

ELLEGARDENが活動休止した2008年の翌年、2009年から活動を開始したthe HIATUSも10年経ちました。エルレは昨年復活しましたし、めでたいことが2年連続ですね。MONOEYESの2ndアルバム発売も含めたら3年連続かな。あれ、ハイエイタスの5thアルバム発売は2016年だし、モノアイズ結成は2015年じゃん。2014年にはハイエイタスの4thアルバム発売があるし、2013年にはThe Afterglow Tour*1あったし、2012年はThe Afterglowパンデモニウム版をDVDで出してる。2011年は3rdアルバム、2010年には2ndアルバムを出して、2009年に1stアルバム発売。細美さん、働きすぎでは?

 

ちなみにわたしは2010年からのファン(エルレ&ハイエイタス)なんで、9年目です。当時中2でした。

 

 

今回はせっかくブログがあるんでまじめにディスクレビューします!

 

 

 

1. Hunger 

おや、おとなしいな………と思ったら開始10秒後ノイズの多い高音が入ってきました。

と思ったら静かなときもある。緩急の激しい曲ですね。

わたしはこういう攻撃力の高めな曲が好きです。

 

Well, it’s all about it 

You know

Hunger is a way of my life

An empty feeling about it

I’m on the line You know

 

(対訳)

まあそういうことなんだよ

つまりさ

渇望が僕の生き方なんだ

それには虚しい気持ちもあるよ

もうギリギリのところさ

そういうこと

 

攻撃力の高い曲調にネガティブな歌詞を載せるところがハイエイタスの定番だと思ってます。

 

この曲は7月10日のHedgehog Diaries*2でオンエアされてましたが、わたし聞き逃してますね。今気づきました。

 

2. Servant

この曲は7月17日放送のHedgehog Diariesでオンエアされてましたね。これはちゃんとradikoで聴きました。

第一印象は、「やっぱりハイエイタスってわかりづらい(=一般ウケしづらい)曲作るよな〜」でした。エルレやモノアイズはどちらかといえばパンクロックに近い雰囲気ですがハイエイタスはオルタナティブだよね、という意味です。

 

おしゃれですがちょっとダークな曲です。曲が進むにつれだんだん攻撃力が上がってきます。でもわたしはダークな曲が好きです。

 

3. Regrets

この曲も7月3日のHedgehog Diariesでオンエアされてましたね。生放送で聴きました。

 

Now it’s on me, oh

I’m living up to it

Don’t think twice, no

Just making out of it

 

(対訳)

全て僕次第

それでかまわない

考え直しはしない

なんとかするだけだ

 

タイトルがRegretsなのでネガティブなのかと思いきやポジティブですね。細美武士がこんなポジティブな歌詞を書くなんてちょっとびっくりです。

 

Spinning our ride in a hell of a rush

Breaking outta town with a handful of cash 

The nights are pretty

The nights are pretty

 

(対訳)

ものすごい勢いで車を飛ばしてる

ほんの少しの現金を持って街を抜け出す

夜は美しい

夜は美しい

 

かっこいいですね〜わたしもものすごい勢いで車を飛ばしたいんですけど、自動車免許を持ってないのでお散歩で我慢します。

 

ちなみに、今回MVが作られてますね。

the HIATUS - Regrets(Music Video) - YouTube

このMV、まじで酒を飲んでます。

 

4. Time Is Running Out

タイトルからしてテクノだろと予想していましたがそんなことなかったです。

アコギのイントロからのゴリゴリのピアノでした。

大声で歌ったら気持ち良さそうな曲です。

 

歌詞については個人的に心当たりがありすぎてウッ………となるので割愛します。

 

5. Chemicals

タイトルからしてゴリゴリの激しい曲だろと思ってましたがそんなことなかったです。

まったりした曲でした。化学物質なんてちっとも感じられないです。むしろ自然派では?

ハイエイタスらしくないコーラスだなと思いました。

 

「Our Secret Spot」というタイトルはこの曲から取られています。

「僕らだけの秘密の場所」

 

こちらも歌詞に心当たりがありすぎるので割愛します。

 

6. Silence 

沈黙というタイトルだけあって静かなバラードです。タイトルに引っかかりませんでした。

バラードだけど、励ましているような歌詞です。ハイエイタスなので、ド直球なエールではありませんが(笑)

自分の人生を生きることへのエールだと思います。

 

7. Back On the Ground 

サビに入るまではちょっと不穏だなと思いましたがサビはそんなことなかったです。でも歌詞は最初から最後まで不穏だね!いいぞ!その調子だ!

でもほんの少しだけ前向きさがある内容です。

 

途中のコーラスが4th アルバムっぽさがありましたね。

 

8. Firefly / Life in Technicolor

これはリズム感が非常に問われる曲です。キーボードの三連符にドラムなしでボーカルから入れる細美武士のリズム感よ………

 

余談ですが、キーボードが堀江博久から伊澤一葉に変わってから*3キーボードの主張が強くなったと思ってます。

堀江さんは曲に寄り添いながらキーボードをさりげなくそれでいて自分の存在を主張するけど、伊澤さんはキーボードがドーン!と出てくるけど曲のバランスが破綻していないイメージです。

シンプルに言うと、堀江さんのキーボードは「地味に難しい」、伊澤さんのキーボードは「派手に難しい」です。

異論は超認めます。

 

話は変わりますが、このタイトル表記は3rdアルバム収録の「Bittersweet / Hatching Mayflies」と同じですね。曲の雰囲気は全然違いますけど。

Fireflyはホタル、Mayfliesはカゲロウです。

虫は苦手なのでこれ以上虫のことは考察しません。

 

9. Get Into Action

いきなりダッダッとキーボードが入ります。面食らうくらい勢いがよいです。

途中のボーカルのエフェクトが4th アルバムぽいです。

休符のテンポの良さがポイント。わたしはギターのmasasucksのカッティングが好き。

 

個人的には一番わかりみの深い歌詞です。

 

Everywhere I go there’s some sort of pain 

Only thing I need is some sort of luck 

Spin it up

Fate has other plans

 

(対訳)

どこに行ったってなんらかの苦しみはあって

僕に必要なのはちょっとしたツキだけ

賭けてみようぜ

運命は違う結末も用意している

 

人生頑張ります。

 

10. Moonlight 

5th アルバムのときの10番目の曲がSunburnなのに対して今回がMoonlightってすごい面白いなと思いました。

 

Now I see you, the moonlight 

I want my soul to sing again

Yes I miss you, the starlight 

I want my soul to sing again tonight 

 

(対訳)

君が見えるよ 月明かり

僕の魂が再び歌い出すといいな

寂しくなるね 星空よ

僕の魂が 今夜再び歌い出すといいな

 

ロマンチック………

 

「歌う」という行為は能動的ですね。

音は空気などの振動により発生するものですが、力学的エネルギーなので、なにかしらが運動しない限り音は発生しません。

そして声は、自らの意志を持って自らの身体を媒質として発声する。

歌は、センスが現れるものですね。何を聴いてきたか、何を好きなのか。今までの経験が反映されますね。

 

魂が能動的に動き出す。自分の人生をありのままに表現しながら。

 

って解釈でよろしいでしょうか?

 

 

 

まとめ

歌詞がメガ進化してました。ネガティブじゃない………

まあ細美さんはハイエイタスの作詞においてメッセージやエピソードは重要視しておらず、語感で選んでいるらしいのですが(&エピソードがあっても個人的すぎるものは言わない)、人の口から出る言葉はその人の経験や性格から(意識してもしなくても)選ばれているものだと思うので、細美さんにもなにかしらの後悔や悲しみがあったのでしょう。

でも今回のアルバムの歌詞は「後悔することもあるけど前を向いて生きていこう」というような内容が全体的に多かったです。

Regretsなんてタイトルにしながら、過去は捨ててさ、みたいなこと言ってますからね。

 

ちなみにツイッターで伊澤さんが歌詞をベタ褒めしていました。

 

曲調は(良い意味で)あまりパンチはありません。今までのような攻撃力の高い作品は少ないです。でも細美さん曰く「大人が楽しめるロック」だそうなので、おだやかに楽しめる気がします。肩の力が抜けてきましたね。

 

個人的にお気に入りランキングをつけるなら

1. Regrets (一番おしゃれだよね)

3. Firefly / Life in Technicolor (ポップで楽しい)

3. Moonlight (夜聴いたら泣けちゃう)

4. Get Into Action (人生がんばろ)

です。

 

 

ちなみに7月31日にハイエイタスのライブに行ってきます。

 

 

↓これも買っちゃいました。

 

 

 

*1:オーケストラを迎えて楽曲をアレンジした企画“The Afterglow”のライブ

*2:Vo.細美武士のラジオ。bayfmで毎週水曜日24:30〜放送しています

*3:Horse Riding EP以降。伊澤一葉はツアーメンバーとして結成当初から参加していたが、堀江さんがソロ活動に専念するために脱退してから曲作りにも参加

破壊したはずでは…

先日ツイッターで「漁師は漁に出られないときは網を繕う」という言葉を見かけました。

ちょうどわたしも「漁に出られない」時期なので、こりゃいいことを聞いたもんだと思いました。

 

やりたくてもできなかったこと、やろうと思って後回しにしてきたこと、面倒くさがってやらなかったことなど、いろいろやってみよう!

と決めたのですが、日記にそれらの感想をすべて書くのはあまりにも長いし、ツイッターなんて日記の比じゃないくらい足りないので、ブログを始めることにしました。

 

ブログを始めるにあたって、どのサービスがいいのか悩みました。無料で、評判が良くて、使いやすくて、広告が鬱陶しくなくて、敷居が低くて………と考えて、最初はWordpress(無料版)を使うことにしました。でも面倒くさくなって10分で退会しました(笑)

 

次に選んだのがこのはてなブログです。はてブは数年前にもやってたことがあるのですが、3回くらいしか更新しないまま放置してしまい、結局退会してしまいました。

一度挫折したはてブを再びやってみようじゃないかと再インストールしてアプリを開いてみたら………

そこには………

消したはずのはてブが………

 

記事はありませんでしたが、同じヘッダーに同じタイトルに同じアドレスに同じアイコンのはてブがそこにはありました。

 

竹書房!?破壊したはずでは…」

ポプテピピックのポプ子が言ってましたが、そんなかんじです。

 

はてブ!?破壊したはずでは…」

 

ま〜あるならあるで使っちゃえ〜ということでブログを書きます。

・漫画やアニメなどの感想

・やりたくても云々

・やろうと思って云々

・面倒くさがって云々

を書く予定です。

 

誰も見ないだろうし、バズらせるつもりもないけど、まあたまに検索に引っかかって見てくれる人がいたらうれしいなくらいでよろしくお願いします。