ハイライト

趣味の話をしてます

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

とりあえずまずは読書記録から。

わたしは幼稚園時代から読書が好きで気持ち悪いくらい読んでいたのですが、高校に入ってから読まなくなりました。大学に入ってからは読まないどころか読めなくなりました。今になって、昔の習慣をとりもどすためにも、また精神安定のためにも読書を再開しました。

復帰1冊目です。読むのに2週間かかりました。どうぞ。

 

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 

エレイン・N・アーロン

ソフトバンク文庫


この本は自らもHSPである著者・アーロン博士がHSP(Highly Sensitive Person)、敏感すぎる人について研究したことをまとめた本です。
HSPの人はそうでない人よりも微妙なことによく気づき、また容易に物事に圧倒されます。
この傾向は精神病なのではなく、全体の15〜20%の人が生まれつきHSPに当てはまるそうです。
また、この傾向は人間だけに限らず、ハエや鳥や猫などの他の動物にも存在します。

詳しくはアーロン博士のサイト(日本語版)をご覧ください。
http://hspjk.life.coocan.jp

 

この本、またサイトにはHSPセルフテストがあります。
わたしは項目にほとんど当てはまりました笑

 

この本では、著者が調査したHSPの人々のエピソードを元に、HSPの特徴や社会生活、子ども時代、仕事、恋愛など様々な面について触れています。
HSPの人には人生の指南書になるし、そうでない人には対人関係の指南書になる本であると思います。

 

この本を読む前からHSPの存在を知っていましたし、自分がそれに当てはまるということはなんとなく知っていました。
ですが、やはりこの本を読む前と読んだ後では認識や理解が(当たり前ですが)変わりました。
自分が20年生きていて「生きづらい」「苦しい」などと思うことや「気にしすぎだよ」と言われることに気にしすぎていた自分の原因がわかった気がします。
まあアメリカと日本なので多少ニュアンスが違うなーと思ったり、これは当てはまらないなー、と思ったりするものもありましたが。それは個人差ですよね。

あとタイトルもちょっと謎…?「動揺」といういうより「気にしてしまう」のほうが近いと思います。 

 

自分が特に納得したのは恋愛の話です。
高校時代に苦い恋愛経験があって、なんで自分はこんな恋愛をしたんだろうと今でも思い悩むことがあるのですが、これを読んで納得しました。
過去の自分に少しだけけじめをつけることができた気がします。
恋愛はHSPには重大な問題で、著者はこの本の続編として「敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。」という本を書いています。

 

ただ曖昧に「自分とはこういう人間だ」と自己判断すると、自己否定やうぬぼれなどネガティヴの沼にずぶずぶはまっていきます。それが絶対ダメというわけではないのですが、本や研究などに触れて、自分のことを客観視することで自分のことをすんなり受け止めることができると思います。
なにかとタフさが求められがちな社会で、それについていけずに心が振り回されて、まるで洗濯物のようにもみくちゃにされてるな、と思う方には一度読んでいただきたいです。